日本生命の平均年収は高い？職種・経歴・年代別の給与実態を解説！

「日本生命の平均年収ってどのくらい？高いの？」
「年収の割にきつい・しんどいって本当？」

日本生命は働き方の考え方によっては良い環境であり、成果主義と定評があります。

この記事では、オープンハウスのリアルな平均年収から職種・年代・経歴別の違い、役員の年収までを社員の口コミを含めながら徹底解説します。
また、福利厚生や業務量などを理解していただき、就職・転職活動に役立てていただけると幸いです。

他にも、オープンハウスの平均年収を他社と比較しながら、分析するので参考にしてみてください。

日本生命の会社情報

引用：日本生命ホームページ

社名	日本生命保険相互会社
本社所在地	〒541-8501 大阪府大阪市中央区今橋3-5-12
代表者	清水　博
設立	1889年7月4日
HP	https://www.nissay.co.jp/

平均月収は28万円

日本生命の平均月収は公開されていません。

しかし、ボーナスを2.5ヶ月分と仮定すると、平均年収から月28万円程度だと確認できます。

実際の平均月収とは違いがある可能性もありますが、月28万円の月収を得ている従業員も少なくないでしょう。

ちなみに、dodaの募集要項を見てみると、事業企画・新規事業開発の職種で月給は700,000円～（予定年収 1,160万円～1,600万円）と記載されています。（2024年7月）

2022年の厚生労働省の調査によると、日本の平均給与（平均年齢47.0歳）は、月収で31.6万円なので、日本生命は少ないかもしれません。

【職種別】日本生命の平均年収

ここでは職種別の日本生命の平均年収を紹介します。

職種別の平均年収は公表されていませんが、dodaなどの転職サイトの募集を確認するとおおよその目安が把握できます。

• 事務・アシスタント
• 営業職
• 金融系専門職
• 企画・管理

それぞれ詳しく見ていきましょう。

事務・アシスタント

日本生命ではさまざまな事務・アシスタント職が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
金融事務（銀行員・証券）	690万円～910万円
営業事務・アシスタント	350万円～400万円
一般事務・アシスタント	360万円～410万円

該当するスキルを持っている方は、ぜひ内容を確認してみてください。

営業職

日本生命ではさまざまな営業職が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
金融法人営業	374万円
金融個人営業・ファイナンシャルプランナー	265万円
その他法人営業（既存・ルートセールス中心）	218万円

営業職に関しては、他の職業と比べて年収が少ないです。

金融系専門職

日本生命ではさまざまな金融系専門職が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
ファンドマネジャー	740万円～1,060万円
カストディ	690万円～910万円
金融商品開発	740万円～1,060万円
エコノミスト	740万円～1,060万円
ストラクチャードファイナンス	740万円～1,060万円
その他運用	1,160万円～1,600万円

金融系専門職募集については、年収1,000万円を超えるケースがあります。

該当するスキルを持っている方は、ぜひ内容を確認してみてください。

企画・管理

日本生命ではさまざまな事務・アシスタント職が募集されています。

年収については以下の通りとなっています。

募集内容	予定年収
広報	740万円～1,060万円
営業企画	740万円～1,060万円
データアナリスト・データサイエンティスト	740万円～1,060万円
事業企画・新規事業開発	1,160万円～1,600万円
内部統制	740万円～1,060万円
内部監査	1,160万円～1,600万円
財務	740万円～1,060万円
経営企画	740万円～1,060万円
人事（労務・人事制度）	740万円～1,060万円
販売促進・PR	740万円～1,060万円
経理（財務会計）	740万円～1,060万円
商品企画・サービス企画	740万円～1,060万円

企画・管理職募集については、年収1,000万円近くになるケースがあります。

【年代別】日本生命の平均年収

ライトハウスで日本生命の情報を検索すると、年代別の平均年収が確認できます。

日本生命の年代別の平均年収は、以下の通りです。

年齢	平均年収	最高年収	回答人数
25~29歳	369万円	1035万円	565人
30~34歳	421万円	1250万円	336人
35~39歳	476万円	1500万円	226人
40~44歳	423万円	1250万円	127人
45~49歳	431万円	1600万円	100人

ただし、ライトハウスのデータは口コミを記入した社員だけの情報なので、実際の数値とは異なる可能性がある点に注意してください。

とはいえ、大まかな目安を確認するのに参考になります。

20代の平均年収

日本生命の20代の平均年収は、369万円程度です。

年齢	平均年収	最高年収	回答人数
25~29歳	369万円	1035万円	565人

2022年の国税庁の民間給与実態統計調査によると、25歳〜29歳の平均年収は389万円という結果が出ています。

日本生命の20代は、平均水準だと分かります。

30代の平均年収

30代の前半と後半で平均年収は異なります。

年齢	平均年収	最高年収	回答人数
30~34歳	421万円	1250万円	336人
35~39歳	476万円	1500万円	226人

30代で年収400万円前後です。

2022年の国税庁の民間給与実態統計調査によると、30代前半の平均年収は425万円、30代後半の平均年収は462万円という結果が出ています。

日本生命の30代も、平均水準と分かります。

40代の平均年収

年齢	平均年収	最高年収	回答人数
40~44歳	423万円	1250万円	127人
45~49歳	431万円	1600万円	100人

【経歴別】日本生命の平均年収

当然ですが、同じ日本生命の社員でも、経歴によって年収が異なります。

参考までに、ここでは新卒採用の年収と中途採用の年収について見ていきましょう。

• 新卒採用
• 中途採用

新卒の初任給・採用

2025年度の新卒採用の募集要項から分かる、年収データは以下の通りです。

職種	初任給
総合職	246,000円（基準内賃金のみ　諸手当除く）
営業総合職	295,100円
エリア総合職	226,000円（基準内賃金のみ　諸手当除く）
法人職域ファイナンシャルコーディネーター	263,200円
エリア業務職	221,000円

厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査（初任給）の概況によると、令和5年大卒の初任給平均は約24万円、12カ月で288万円とされています。

日本生命の新卒の初任給は、標準より高めだと言えます。

中途の給料・採用

2025年度の中途採用の募集要項から分かる、予定年収は以下の通りです。

職種	予定年収
エリア業務職	204,010円～

日本生命の年収が高い理由

日本生命は日本人の平均年収や競合他社と比べても、高い年収水準となります。

でもなぜここまで年収が高いのでしょうか？

その理由としては、主に以下が挙げられます。

• 揺るぎない信頼を得ている
• 長く深い歴史がある

それぞれ詳しく解説します。

揺るぎない信頼を得ている

日本生命は、経営基本理念として国民各層が真に求める保険を提供し、充実したサービスを行っています。

契約者に対する経済的保障責任を誠実に果たすことを第一義とする旨を掲げ、創業以来、相互扶助の精神にもとづき、顧客に約束した保険金・給付金等を確実にお支払いすることを通じて、顧客の生活の安定と向上に寄与するべく努めてきているのです。

このことから顧客の厚い信頼を得て、リピートを得ているからこそ安定した利益を確保できているのでしょう。

長く深い歴史がある

どの保険会社にも言えるかもしれませんが、「共存共栄」「相互扶助」の精神に基く助け合いによる保障の仕組があります。

これを会社として行うためには、安定的な経営によってしっかりと保障責任を果たす一方で、配当を通じて契約者の負担を実質的に軽減することが重要と判断したのです。

日本生命は長く深い歴史があり、この精神を脈々と受け継ぎ、共存共栄・相互扶助の実現をしているのです。

このことから、結果に報いる組織を築いているのでしょう。

日本生命の給与・評価制度

福利厚生

日本生命の福利厚生は以下の通りとなります。

福利厚生	主な内容
寮・社宅	寮・社宅（社有、賃貸）
家賃補助	月20,000～35,000円
勤務地変更	配偶者の転勤・介護等に伴う、勤務地の変更。
フレッシュアップデー	原則、毎週水曜日に設定しているノー残業デー
リフレッシュ特別休暇	勤続年数に応じ、５年ごとに取得できる長期勤続休暇
ブラッシュアップデー	ワークライフバランス向上、 および自身の成長に繋げる時間を捻出する観点から、 月１休暇の取得を推奨
ライフサポート休暇	年次有給休暇とは別に各自のライフスタイルに合わせ取得できる休暇（年間３日）
結婚休暇	挙式当日を含めて前後通算５日間取得できる休暇

残業代・残業時間

ライトハウスに記載してある日本生命の平均年収（正社員）および残業時間（月間）から、2.5ヶ月分の賞与、１日８時間２０日間勤務として、時間外手当を２５％増しとした１ヶ月分の残業代は以下の通りとなります。

平均年収	残業時間（月）	残業代（月）
約404万円	30時間	約55,000円

日本生命の年収を他社と比較

dodaで同業他社の年収と比較すると、日本生命よりも平均年収の高い会社があります。

会社名	予定年収
なないろ生命保険株式会社	500万円～950万円
チューリッヒ生命保険株式会社	350万円～400万円
リトルファミリー少額短期保険株式会社	300万円～600万円

しかし、日本生命は同業他社の中でも比較的平均年収が高い企業であり、これらの企業はほんの一部と言えるでしょう。

平均年収は企業の正社員比率や売上によって変わるため、上記の年収は参考程度で考えてください。

日本生命の年収に関する口コミ

ここでは日本生命の年収に対する社員の口コミなどを見ていきましょう。

indeedやTwitterデータでは、主に以下のような声がありました。

• 福利厚生がしっかりしている
• 今すぐ仕事につきたい人にはすごくオススメ

それぞれの口コミをまとめました。

日本生命の年収に関するよくある質問

最後に日本生命の年収に関するよくある質問を紹介します。

• 日本生命の手取りは？
• 日本生命のボーナスはどのくらい？
• オープンハウスは年収の割にきつい？日本生命オープンハウスは年収の割にきつい？

それぞれ詳しく見ていきましょう。

日本生命の手取りは？

日本生命の手取りデータは公開されていませんが、ツールを使うことで大まかな目安は把握できます。

ここでは、日本生命の平均年収である404万円（想定月収28万円 / ボーナス68万円 / 年齢32才）を、東京都の手取り額で計算します。

すると想定手取りは以下のようになります。

項目	年収	月収	ボーナス
額面収入	4,040,000円	280,000円	680,000円
手取り額	3,214,157円	221,666円	554,165円

日本生命の平均年収から考える想定手取りは、321万円程度です。

上記は自分自身の月給とボーナスの額に基づく手取り計算ツールです。一方、結婚して配偶者を扶養している場合、課税所得の控除を受けることができ、結果として手取りが増える可能性があります。

具体的には、扶養している配偶者の年収が約103万円以下の場合は「配偶者控除」、配偶者の年収が約201万円以下の場合は「配偶者特別控除」という仕組みを利用して、所得税や住民税の支払額を少なくすることができます。

日本生命のボーナスはどのくらい？

日本生命のボーナス額は公表されていないうえに、業績によって毎年変わる可能性があります。

一般的に、ボーナスは月給の2ヶ月程度が多いです。

日本生命は年収の割にきつい？

日本生命が年収の割にきついかどうかは、勤務地の環境や個人の価値観によって異なるため、一概に言えません。

しかし、大手企業でコンプライアンスに遵守されているため、働きに合った報酬がもらえると考えるのが妥当でしょう。

日本生命は年収の割にきついかどうかを判断するには、就職・転職活動を通して、実際に働く社員から直接聞くのがおすすめです。

まとめ：日本生命の平均年収は404万円

日本生命のリアルな平均年収は404万円です。

この年収額は、日本生命が属する保険業と比べても高めの年収だと言えます。

有名企業なので、年収水準が高いのは当然でしょう。

会社の採用サイトや転職サイトのdodaを確認すると、中途採用でいきなり年収1,000万円を超えるケースも少なくありません。

当サイトでは、日本生命の他にもさまざまな有名企業の年収データを調査して、公開しています。

気になる方は、別の記事もぜひ確認してみてください。