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転職エージェントがしつこい理由は? 強引な場合の対処法&体験談を紹介
転職エージェントがしつこい5つの理由や対処法、注意すべき言葉について詳しく解説します。
さらに、しつこくされた体験談や、しつこい転職エージェントとの上手な付き合い方も紹介します。
転職エージェントがしつこい理由
転職エージェントがしつこい理由として、まず前提としてエージェントも目標数字を追っているからという点があります。
エージェントは求職者が転職を決めることで売上が計上されるビジネスモデルのため、転職の可能性がある求職者をサポートしたり、フォローしたりするのは当然のことです。
ただし、数字に固執してしまった結果、サポートやフォローではなくしつこく強引に追いかけるという行動に出てしまうこともあります。
もう1つ挙げるなら、企業側へ連絡をしなければならない場面で求職者の状況を共有するために、エージェントが求職者に連絡が取れるまでコンタクトを取り続けるケースもあります。
転職エージェントがしつこくなってしまう背景には、こうした理由があります。
転職エージェントはボランティアではなくビジネスとして転職支援サービスを提供しています。ビジネスである以上、一定の利益を出し続けなければ会社を存続させることができません。
転職エージェントの前提を説明した上で、しつこい理由を5つに分けてさらに詳しく解説していきます。
・連絡を適当にしているから
・応募先企業から連絡がきているから
・企業との関係が悪化するから
・エージェント側に利益が生じないから
・自分の評判やノルマに影響するから
連絡を適当にしているから
転職エージェントがしつこい理由の1つ目は「連絡を適当にしているから」です。これは転職エージェントからメールや電話で連絡が来ているにもかかわらず、無視して折り返していない場合に該当します。
このケースが最も多いのですが、冒頭でもお話した通り無視するのは基本的にNGです。連絡を折り返さなければ、あなたが今どんな状況に置かれているのか転職エージェントが把握できないため、それだけしつこく連絡してくることになります。
確かに勤務中に連絡が来て嫌な思いをすることもあるとは思いますが、無視せずにメールや電話で折り返すようにしましょう。
転職エージェントからの連絡を無視し続けると、ブラックリストに入ってしまう可能性があります。
応募先企業から連絡がきているから
転職エージェントがしつこい理由の2つ目は「応募先企業から連絡がきているから」です。
例えば、応募先企業から内定が出ていて、その返事を保留にしている場合、企業側から転職エージェントに対して早く返事を聞かせて欲しいと要請が入ることがあります。
特に、応募先企業が求める条件にぴったりの求職者の場合、企業側から転職エージェントに早急な対応を求める連絡が頻繁に来ることがありますね。
企業との関係が悪化するから
転職エージェントがしつこい理由の3つ目は「企業との関係が悪化するから」です。これは、応募先企業との面接が確定したり、内定を獲得したにもかかわらず、面接辞退や内定辞退を申し出るケースが該当します。
面接辞退や内定辞退をしてしまうと、転職エージェントと企業側の関係が悪化する恐れがあります。企業からの信頼を失うことにつながるため、結果的にエージェントがしつこく対応することになりがちです。
転職エージェントは企業との関係を悪化させないために、面接辞退や内定辞退を申し出た求職者に対して強引な対応をすることがあるのです。
エージェント側に利益が生じないから
転職エージェントがしつこい理由の4つ目は「エージェント側に利益が生じないから」です。転職エージェントは紹介した求職者が紹介先の企業に入社した際に、企業側から成功報酬を受け取る仕組みだからです。
そのため、転職エージェントは多少強引に求人をゴリ押ししたり、面接を受けるように強く勧めたりすることがあります。また、内定辞退を避けるために強引に内定承諾を迫る、もしくは急かすケースも見受けられます。
求職者に内定辞退されてしまうと、転職エージェントは成功報酬を得られず損をしてしまうため、その結果としてしつこく対応してしまうことがあるのです。
自分の評判やノルマに影響するから
転職エージェントがしつこい理由の5つ目は「自分の評判やノルマに影響するから」です。キャリアアドバイザーにはそれぞれノルマが課せられている場合があります。
その目標を達成するために、求職者に応募を急かしたり、強引に求人を勧めてしまうことが実際にあります。それだけでなく、契約獲得数がキャリアアドバイザー自身の評判や評価にも影響するからです。
その結果、求職者に不適切な求人を押し付けたり、転職を急かしたりして、しつこいと感じられてしまうことがあるのです。
転職エージェントがしつこいときの対処法
転職エージェントがしつこい・強引なときの対処法ですが、まず無視するのは避けるべきです。
無視すると、自分の印象を悪くしてしまう可能性があります。また、求人を紹介して欲しいときに優先度が下がったり、再登録する際に断られることもあります。
まずは、自分がしつこいと感じていることを伝えることが大切です。その上で以下の対処法を試してみてください。
・連絡をきちんと返す
・面接や内定辞退をする際はきちんと謝罪する
・担当を変更してもらう
・別の転職エージェントを利用する
次に、それぞれの対処法について詳しく説明します。
連絡をきちんと返す
転職エージェントがしつこいときの対処法の1つ目は「連絡をきちんと返す」ことです。連絡を返さないと、エージェントは状況を把握できず、しつこく連絡してきます。
勤務中に連絡が来てしつこい場合は、「どの連絡手段が良いか」や「連絡が取りやすい曜日・時間帯」を伝えるのがベストです。これにより、急いで返信する必要がなく、自分のペースで連絡を取ることができます。
さらに、「○○目的の電話面談はお願いしたいのですが、○○目的の電話は忙しいので控えてほしい」と、必要最低限のコンタクト条件を提示するのもおすすめです。
面接や内定辞退した場合はきちんと謝罪する
転職エージェントがしつこいときの対処法の2つ目は「面接や内定辞退をする際にきちんと謝罪する」ことです。面接辞退や内定辞退を一方的に伝えてしまうと、辞退の理由を明確に把握するために、しつこく連絡が来る場合があります。
転職エージェントは、あなたがなぜ面接辞退や内定辞退をするのかを企業側に説明し、謝罪しなければなりません。つまり、面接辞退や内定辞退は転職エージェントだけでなく、応募先企業にも迷惑をかけることになります。
そのため、辞退する際にはメールではなく電話で、辞退の理由や背景を詳細に説明することが大切です。今後の転職活動のサポートにも影響してくるため、辞退する際は早い段階でしっかりと謝罪しましょう。
担当変更を申し出る
転職エージェントがしつこいときの対処法の3つ目は「担当変更を申し出る」ことです。面談でヒアリングをきちんとしてもらえない、的外れな求人ばかり紹介されるといった場合は、担当を変更することをおすすめします。
相性が合わないまま転職活動を続けると、ストレスが溜まり、納得のいく転職ができなくなってしまいます。変更を申し出る際には、明確な理由と要望をしっかり伝えることがポイントです。
ただし、自ら対処することで改善されるケースも多いので、まずは具体的な希望条件を伝える、どのように対応してもらいたいのかを伝えるなどの行動を起こしてみましょう。
別の転職エージェントを利用する
転職エージェントがしつこいときの対処法の4つ目は「別の転職エージェントを利用する」ことです。相性が合わないと感じたときには、複数の転職エージェントを登録して利用するのが良いでしょう。
転職エージェントによって得意としている分野や領域が異なりますし、キャリアアドバイザーのサポート力も違ってきます。複数のエージェントを利用することで、それぞれの相性や得意分野などを比較し、自分に合ったエージェントを見つけることができます。
また、転職エージェントによって保有している非公開求人も異なるため、複数利用することで求人選びの幅や選択肢を広げることができます。
しつこいエージェントの注意すべき言葉一覧
しつこい転職エージェントの中には、求職者に転職を促すために営業トークを使う場合があります。
もちろん、すべての転職エージェントがそうだとは限りませんし、中には事実を伝えているケースもあります。しかし、以下のような言葉を言われることが多いので、注意が必要です。
・期限が明日までになっています
・今後内定がもらえない可能性があります
・この内定は○○さんだからですよ
・私から見てもおすすめですよ
たとえば、実際には期限が設けられていないのに内定を承諾させるために「期限が明日までです」と言ったり、不安感を煽るように「内定がもらえない可能性」を強調したりするケースが見られます。また、「○○さんだからですよ」や「○○さんは特別です」という決まり文句もよく使われます。
場合によっては事実であることもありますが、納得のいく転職をするためには冷静に考えることが重要です。本当にその言葉が事実なのかを見極めるのは難しいかもしれませんが、あまりにもしつこいと感じた場合は担当変更や別の転職エージェントの利用を検討するのが良いでしょう。
しつこいエージェントと上手に付き合う方法
しつこい転職エージェントと上手に付き合っていくためには、他社の選考状況などの「現状共有」と、どのような転職をしたいのかという「転職意向」をしっかり伝えることが重要です。
なぜなら、転職エージェントに「この候補者をフォローしても合理的なメリットがない」と思われてしまうと、フォローが疎かになってしまうからです。
ただし、しつこいと感じても「求人は魅力的なので利用を続けたい」と考える人もいるでしょう。そこで、しつこい転職エージェントと上手に付き合うためのポイントを以下に2つ挙げてみました。
・こまめに連絡する
・転職エージェントを複数利用する
こまめに連絡する
まず1つ目は「こまめに連絡する」ことです。勤務の合間や帰宅後に連絡するのが面倒だと感じて放置してしまう人が多くいますが、連絡が取れないと転職エージェントも現状を把握できず、しつこく連絡してしまいます。
これを避けるためには、普段からメールや電話でこまめに連絡を入れることが大切です。例えば、求人紹介のメールに対して興味があるものには「検討します」と返答し、興味がないものには「このような求人は興味がないので別の求人をお願いします」と簡潔に返信することをおすすめします。
また、すぐに連絡を返せない場合には「明日の夕方までに折り返しますのでお待ちください」と伝えると良いでしょう。
転職エージェントを複数利用する
2つ目のポイントは「転職エージェントを複数利用する」ことです。これは先ほども触れましたが、転職エージェントを複数利用することで、自分の転職の幅を広げることができます。
1社だけに頼ると、他のエージェントと比較する機会がなくなるため、相性の確認ができないだけでなく、希望する求人が紹介されないなど、様々な不満が生じやすくなります。
複数のエージェントを利用することで、自分が希望する業界に特化した専門性の高いエージェントや、面接対策が充実しているエージェントなど、自分に合ったところを見つけやすくなります。
転職エージェントがしつこいと感じたら
転職エージェントがしつこい理由や対処法について解説してきましたが、中には対処法を実践する勇気が持てない人もいるかもしれません。また、しつこさから転職エージェントの利用をためらっている人も多いでしょう。
しかし、転職エージェントを利用することで、応募書類の作成アドバイスや面接対策など、大きなメリットがあります。これらのサポートを受けることで、転職の成功率を高めることができます。
だからこそ、まずは2~3社のエージェントに登録して、自分と相性が良く、しつこいと感じないエージェントを探してみることをおすすめします。各エージェントの得意分野やサポート力の違いを比較し、自分に合った1社を選ぶことで、効率よく転職活動を進められますよ。