ニートに最適な就職支援サービスを厳選！おすすめをプロが詳しく解説

ニートの方におすすめの就職支援サービスを年齢や経験別に11選ご紹介します。 

さまざまな悩みを解決し、就職成功のコツを詳しく解説します。

20代ニート向けの就職支援サービス（就職エージェント）4選 

結論として、20代ニートの就職活動には就職エージェントが最適です。特に、ニート向けに特化した就職エージェントでは、業界や職種未経験歓迎の求人が豊富に揃っているため、20代ニートでも就職しやすい企業を見つけやすいでしょう。 

以下に、ニートの就職サポートに特化したおすすめの就職エージェントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

UZUZ

UZUZは、ニートやフリーターを含む20代の就職に特化したエージェントです。 

創業者自身が既卒で苦労した経験があり、新卒至上主義を覆したいという想いから就職サポートが始まりました。過去に就活で挫折したり、短期離職を経験したアドバイザーが多く在籍しているため、ニートと同じ目線で真摯に対応してくれます。 

さらに、就職エージェントを利用しないニートの内定率が34%～45%であるのに対し、UZUZの内定率は79.1%と非常に高く、本気でニートから正社員を目指している方におすすめです。

＜ポイント＞ 

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’sは、新卒領域で業界No.1の実績を誇るマイナビグループが運営する、20代向け就職エージェントです。 

20代の就職事情に詳しいキャリアアドバイザーによるサポートだけでなく、世界中で数千万人が受検する適性診断も受けられるため、自分に合った企業を見つけやすく、転職定着率は95%を超えています。 

さらに、マイナビジョブ20’sの取り扱い求人は全て20代が対象で、そのうち75%が未経験OKの求人なので、これまでの経歴に自信がないニートの方にもおすすめです。

＜ポイント＞ 

ハタラクティブ

ハタラクティブは、ニートなど正社員経験が少ない20代向けの就職サポートに強みを持つ就職エージェントです。 

大手人材会社レバレジーズが運営しており、20代未経験向けの求人数は業界トップクラスの3,790件を誇ります。 

面接対策から履歴書・職務経歴書の添削まで、内定獲得までのサポートを徹底的に行うため、初めて就職活動をするニートにもおすすめです。

ポイント 

キャリアスタート

キャリアスタートは、設立以来既卒・ニートなど20代若手の就職支援を専門としてきた就職エージェントです。 10年以上にわたり20代若手のサポートを行ってきたキャリアコンサルタントによる模擬面接や、独自ツールを用いた自己分析・適性検査によって、内定率は86%、入社後の定着率は92%を誇ります。 さらに、キャリアスタートでは、1万人以上の転職支援から生まれた「転職成功BOOK」の配布や、新型コロナウイルスの影響で内定取り消し・失業となった20代向けの支援サービスなど、多角的に既卒・ニートの就職活動をサポートしています。

＜ポイント＞ 

正社員経験のあるニート向け就職支援サービス（就職エージェント）2選 

何らかの事情で正社員からニートになったものの、将来を考えて再び正社員に戻りたい方は、これから紹介する大手転職エージェントを検討してみてください。 

大手転職エージェントは全業界・職種の求人を幅広く取り扱っているため、これまでの就業経験を活かせる求人を見つけやすくなります。 

ただし、大手転職エージェントは正社員経験者を対象としたサービスです。ニートでも正社員経験があればサポートしてもらえますが、ニート期間があまりに長いとサポートが難しくなる場合があるので注意が必要です。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、幅広い年齢層や経験の転職サポートを提供している、国内No.1の転職実績を誇る転職エージェントです。 

国内No.1の転職エージェントとして、取り扱い求人数は大手の中でもトップクラスです。全業界・職種の求人が豊富に揃っているため、多くの選択肢の中から仕事を選びたい人におすすめです。

＜ポイント＞ 

doda

dodaはリクルートエージェントに次ぐ、業界第2位の転職エージェントです。そのため、取り扱い求人も豊富です。 

最大の特徴は、転職エージェントと転職サイトが一体となったサービスを提供している点です。会員登録を1回するだけで、両方のサービスが利用できるため非常に便利です。また、登録するとキャリアタイプ診断や自己PR発掘診断などが無料で利用できるため、就職活動を始めたものの何をしたいのかわからないニートの方にもおすすめです。

＜ポイント＞ 

30代以上のニート向け就職支援サービス5選 

30代前半や30代以上のニートでも、数年間の正社員経験があれば、エージェントでサポートしてもらえる可能性があります。 

転職市場では年齢に応じた経験・スキルが求められるため、経歴によってはエージェントでの就職サポートが難しいケースもよくあります。その場合はハローワークなどの公的就職支援サービスを利用すると良いでしょう。 

また、年齢や経験による制限がない求人サイトも30代以上のニートが利用できるサービスです。 

さらに、社会人インターンシップも利用できるサービスの1つです。20代に年齢制限を設けている企業もありますが、30代以上も受け入れている企業も存在します。

ハローワーク 

ハローワークは年齢制限がなく、中学・高校在学中以外であれば30代以上でも利用可能です。ハローワークでは、求人情報の提供、応募書類作成の助言、適職診断、職業訓練の場所を提供しています。 

若者向けには「わかものハローワーク」として、正社員での就職を目指す45歳未満の支援を専門的に行っています。 

ニートから就職する際に不安がある場合は、すぐに求人や職場体験・実習を始めるのではなく、地域若者サポートステーションやジョブカフェに相談すると良いでしょう。これらのサービスについては、次で詳しく解説します。

地域若者サポートステーション 

地域若者サポートステーション（サポステ）は、15歳から49歳までを対象に、キャリア相談やコミュニケーション訓練などの就職相談に特化したサービスです。 

厚生労働省委託の支援機関として、働く前や就業後の不安などの相談に応じるため、2024年5月時点で全国に177ヶ所設置されています。 

令和4年度には、地域若者サポートステーション（サポステ）の支援を受けたうち9,758人が就職や公的就業訓練へと進みました。ちなみに、令和4年度の新規登録者数は17,231人で、約7割の人がニートを脱出しています。 

就職するまでの期間については、令和2年度であれば、1年未満が85.6%、1年以上2年未満が10.3%、2年以上3年未満が2.5%、3年以上が1.6%となっており、1年未満で就職を実現する人が多いです。

ジョブカフェ 

ジョブカフェは、都道府県が設置している若者向けの就職支援施設です。都道府県ごとに名称が異なるのが特徴で、就職支援センターという名称のものもあります。 

地域によって施設の名称が異なるだけでなく、サポート内容もそれぞれ異なっています。各地域の特色を活かした就職セミナーやカウンセリング、求人紹介、職場体験など、さまざまなサポートを提供しています。 

対象年齢は原則として15歳から34歳ですが、上限は地域によって29歳、39歳、44歳などさまざまです。利用する前に、自分の地域が30代以上も対象としているかどうかを調べておきましょう。 

35歳以上でジョブカフェを利用できない場合は、ジョブサロンというジョブカフェと類似した公的就職支援サービスを利用するのがおすすめです。 

ただ、ジョブサロンはジョブカフェと比較して数が少なく、支援サービス内容も中高年向けになります。住んでいる地域や支援して欲しい内容によって利用するか決めるのが良いでしょう。

求人サイト

求人サイトは誰でも利用可能な就職・転職支援サービスです。職歴や学歴に自信がない30代以上のニートでも利用できます。

ニートにおすすめなのは、未経験歓迎の求人を多く取り扱っている大手求人サイトのリクナビNEXTとdodaの2つです。

ただし、誰でも利用できる一方で、応募書類の作成や面接対策はすべて自分で行う必要があります。また、正社員経験のある求職者がライバルになるため、内定を得るまでに時間がかかる可能性があります。

とはいえ、ハローワークには掲載されていない求人が豊富にあるのも事実です。ハローワークを利用しながら、求人サイトにも登録することで効率よく求人を見つけることができます。

社会人インターンシップ

社会人インターンシップは基本的に20代を対象としている企業が多いですが、中には39歳や54歳までといった30代以上も幅広く受け入れているケースもあります。また、年齢制限を設けていない企業も存在するため、30代以上のニートはこのような企業の社会人インターンシップを検討してみるのも一つの方法です。

社会人インターンシップを受け入れている企業は、優秀な人材を求めています。しかし、未経験歓迎の企業も存在するため、そのような募集を探してみると良いでしょう。

30代以上でも利用できるインターン募集サービスには、以下のようなものがあります。

ニートにおすすめの就職先

ニートから脱出して正社員になる際におすすめの就職先は、基本的に人手不足の業界や職種が中心となります。

人手不足の業界や職種は未経験者を積極的に採用しており、職歴に自信がないニートでもポテンシャルで採用してもらえる可能性が高いです。

具体的にどのような業界や職種があるのか、厚生労働省が発表している「有効求人倍率（令和5年6月分）」の有効求人倍率を参考に一覧にまとめてみました。

＜未経験者が採用されやすい業界＞ 

有効求人倍率が高いからといって、すべての業界や職種がおすすめというわけではありません。将来のキャリアを考えると、特におすすめなのは無形商材の営業職です。

上記の業界・職種の組み合わせでいうと、人材業界の営業やIT業界の営業がおすすめです。どちらもビジネスに必要なスキルが身につくため、市場価値を高めることができます。

実際、ニートから就職する際に手が届かない人事やマーケティングなどは、これらの業界の営業職を経験することで、将来的にキャリアチェンジできる職種となります。

人生を逆転したいのであれば、3年間ほど無形商材の法人営業にチャレンジしてみると良いでしょう。

ニートが就職する際に気をつけるべきこと

ニートが就職する際に注意すべき点は、ニートの期間が長引くほど就職が不利になるということです。
学校卒業後や退職後の空白期間が長くなると、面接官は以下の懸念を抱くことが多くなります。

＜面接官が空白期間が長い人に懸念すること＞

ニートでも、空白期間が短ければ短いほど、年齢が若ければ若いほど有利なので、できるだけ早く行動することをおすすめします。

正社員経験の少ないニートの方は、書類選考の段階でお見送りになる可能性が高いため、ニートの就職支援に強みのあるエージェントのサポートを受けながら就職活動を進めると良いでしょう。

ニートの就職支援に関するFAQ

ここでは、ニートで就職を希望する方から就職支援サービスに関してよくいただく質問をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

ニート向け就職支援サービスを利用できる期間

Aさん
私はニート歴5年の23歳ですが、こんな私でも就職支援サービスは利用できますか?

回答

もちろん利用できます。
20代前半ということで、就職エージェントを利用したほうが内定を獲得しやすいです。
特に経歴に自信がない方には、UZUZやマイナビジョブ20’sなど、ニートの就職支援に特化した就職エージェントがおすすめです。

正社員経験のあるニートにおすすめの就職支援サービス

Bさん
大学を卒業して3年ほど正社員として働いていましたが、その後ニートになりました。正社員経験がある場合、どんなサービスが利用できますか?

回答

正社員としての就労経験があるのであれば、一般社会人向けの転職エージェントが利用できます。
特におすすめなのは、全業界・職種の求人が豊富にある大手総合転職エージェントです。
ただし、経験年数が1年未満と非常に短い場合はサポートしてもらえないこともあります。

社会人経験のない30代ニートの就職支援

Cさん
高校を卒業してからずっとニートです。30代で社会人経験がない場合、正社員として働くのは難しいですか?

回答

エージェントを利用するのは難しいため、30代以上で正社員経験が少ない方は求人サイトや公的就職支援サービスを活用すると良いでしょう。
求人サイトは利用の制限はないものの、対象が中途採用者なので難易度が高いです。未経験でも採用してくれるところを地道に探す必要があります。
公的就職支援サービスは一部年齢制限がありますが、ハローワークのように全年代が利用できるサービスもあります。

コロナ禍でのニートの就職活動

Dさん
現在ニートで就職を考えていますが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも就職活動は続けるべきでしょうか?そもそも世間的に不況が続く中で、就業経験のないニートは採用されるのでしょうか?

回答
これまでの不景気でも完全に求人がストップしたことはありません。全体の求人数は確かに減りますが、求人がなくなることはないので心配はいりません。
コロナが落ち着いたらと思っていても、いつコロナが落ち着くかわかりません。その間に時間だけが過ぎてしまいます。就職や転職は年齢が若いほど成功しやすいです。
年齢を重ねると難易度が高まるため、早めに行動することをおすすめします。