ノーコードツールGlideでアプリ開発をマスター!初心者でも5分で作れる実践ガイド

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プログラミング知識がなくても、本格的なアプリが作れる時代がやってきました。今回ご紹介する「Glide(グライド)」は、Googleスプレッドシートから簡単にアプリを作成できるノーコードツールです。

私たちLIFキャリア編集部が実際に使ってみたところ、わずか5分でシンプルなアプリを作成することができました。この記事では、その経験を基に、Glideの使い方から実践的な活用方法まで、徹底的に解説していきます。

目次

Glideとは?ノーコードアプリ開発の革命

Glideとは、スマホなどのモバイルアプリに特化した開発ができるノーコードツールです。アプリ開発には複雑なコードやデータが必要でしたが、Glideにある豊富なテンプレートを活用すれば、誰でも簡単にアプリが開発できます。

Glideの3つの特徴

1. スプレッドシートがそのままアプリに

Glideの特徴としてまず挙げられるのが、Excelやスプレッドシートをデータベースとして活用できることです。企業内に既に大量のデータがスプレッドシートで管理されている場合、そこからすぐにアプリを自動生成できるため、導入ハードルが非常に低いといえます。

編集部メンバーが試したところ、既存のGoogleスプレッドシートをアップロードするだけで、基本的なアプリの骨組みが自動生成されました。これは本当に驚きの体験でした。

2. 豊富なテンプレートで即座にスタート

Glideには100を超えるテンプレートが用意されており、用途に応じて選択できます。編集部で特に便利だと感じたテンプレートをご紹介します。

テンプレート名用途おすすめポイント
Employee Directory社員情報管理顔写真付きで検索機能も充実
Task Trackerタスク管理進捗状況が一目でわかる
Conferenceイベント管理参加者リストや日程管理が簡単
Store Locator店舗情報管理地図連携で位置情報も表示

3. AI機能で更なる可能性

Glideでは、最先端のAI(人工知能)を使ったデータの自動変換サービス「Glide AI」が利用できます。アプリにAIを組み込むことで、手作業が必要だった処理が自動で行えるようになります。

Glideで作れるアプリの種類と活用事例

実際に作成されたアプリ事例

Mei-Meiは、明治大学生向けにサークル情報をはじめ、ゼミの情報、学事日程、明治大学付近の飲食店、ニュースのなどを幅広く発信している情報共有アプリです。このアプリの素晴らしいところは、企画から約2週間でリリースし、月16万PVを達成しているところです。

編集部が注目した成功事例をいくつかご紹介します:

  1. 飲食店向けテイクアウトアプリ
    • 開発期間:1日
    • 利用者数:約4,600人(1ヶ月)
    • 特徴:地図連携で店舗が探しやすい
  2. 社内業務管理アプリ
    • 在庫管理
    • 顧客情報管理
    • 案件進捗管理
  3. 地域情報共有アプリ
    • 避難所情報
    • 観光スポット紹介
    • イベント情報配信

Glideが得意とするアプリの特徴

編集部の分析では、以下のようなアプリがGlideに最適です:

  • データ管理が中心のアプリ
  • 情報共有を目的としたアプリ
  • 社内向けの業務効率化アプリ
  • **MVP(最小限の機能を持つ製品)**の開発

Glideの料金プランと選び方

Glideの料金プランは以下の通りです。無料プランから始められるのが大きな魅力です。

料金プラン比較表(2025年版)

プラン月額料金ユーザー数データ行数主な機能
Free無料10人まで500行基本機能のみ
Maker$2520人まで5,000行カスタムドメイン
Team$9940人まで25,000行チーム機能、API連携
Business$799無制限無制限Glide AI、優先サポート

編集部のプラン選択アドバイス

実際に各プランを試した結果、以下のような選び方をおすすめします:

  • 個人の学習用 → Freeプランで十分
  • 小規模チーム → Makerプランがコスパ良好
  • 本格的な業務利用 → Teamプラン以上が必須
  • AI機能を使いたい → Businessプランを検討

実践!Glideでアプリを作る7ステップ

それでは、実際にGlideでアプリを作成する手順を、編集部の体験を交えながら詳しく解説します。

ステップ1:アカウント作成とログイン

  1. Glide公式サイトにアクセス
  2. 「Sign up」をクリック
  3. Googleアカウントでログイン(推奨)

編集部のワンポイント:Googleアカウントでログインすると、スプレッドシートとの連携がスムーズになります。

ステップ2:データの準備

まず、Googleスプレッドシートでデータを準備します。例として「社内図書管理アプリ」を作ってみましょう。

A列:書籍名
B列:著者
C列:カテゴリ
D列:貸出状況
E列:画像URL

重要なポイント

  • 1行目は必ず項目名を入力
  • 日本語での入力もOK
  • 画像はURLで指定

ステップ3:テンプレート選択

「Start with a classic app template」という欄が出てきます。右上に、「View all」というボタンがあるのでクリックしてください。

編集部のおすすめは、最初は「Simple List」テンプレートから始めることです。シンプルで分かりやすく、カスタマイズも簡単です。

ステップ4:スプレッドシートの連携

  1. 「New Project」をクリック
  2. 「Import from Google Sheets」を選択
  3. 作成したスプレッドシートを選択
  4. 自動的にデータが読み込まれる

ステップ5:デザインのカスタマイズ

Glideの醍醐味は、直感的なデザインカスタマイズです。

カスタマイズできる要素

  • レイアウト:リスト、カード、タイル表示
  • カラーテーマ:ブランドカラーに合わせて変更
  • フォント:読みやすさを重視して選択
  • アイコン:豊富なアイコンライブラリから選択

編集部では、以下の設定が使いやすいと感じました:

レイアウト:カードビュー
カラー:ブルー系(信頼感を演出)
フォント:見やすいサンセリフ体

ステップ6:機能の追加

アプリにデータを追加したら、次はその機能を設定します。Glideには、ボタン、リンク、フォームなど、いくつかのコンポーネントが用意されており、その中から選択することができます。

よく使う機能コンポーネント

コンポーネント用途設定のコツ
Buttonアクション実行色を目立たせる
Formデータ入力必須項目を明確に
Map位置情報表示住所列と連携
Chartデータ可視化シンプルなグラフを選択

ステップ7:公開と共有

アプリが出来上がれば、「Publish」というボタンで公開できます。アプリのURLを作成する画面になるため、自分の決めたURLを入力すると良いでしょう。

公開方法は3つあります:

  1. URL共有:作成したURLをメールやチャットで共有
  2. QRコード:印刷して配布も可能
  3. 埋め込み:Webサイトに埋め込むことも可能

Glide AIで次世代アプリを作る方法

2025年、Glideの最も注目すべき機能が「Glide AI」です。編集部でも実際に使ってみて、その可能性に驚きました。

Glide AIでできること

  1. テキスト生成
    • 商品説明の自動作成
    • レポートの要約
    • 多言語翻訳
  2. 画像認識と生成
    • 商品画像の自動タグ付け
    • AIによる画像生成
    • 画像内テキストの抽出
  3. 音声処理
    • 議事録の自動文字起こし
    • 音声コマンドの実装

Glide AI活用例:営業日報アプリ

編集部で作成した営業日報アプリでは、以下のようにAIを活用しました:

入力:訪問先、商談内容のメモ
AI処理:
- 要点を3つに整理
- 次回アクションの提案
- 重要度の自動判定
出力:整形された日報

結果、日報作成時間が平均15分から3分に短縮されました。

Glideのメリット・デメリット徹底比較

メリット

1. 圧倒的な開発スピード

Glideでは多くのテンプレートが用意されており、そのテンプレートに沿って開発を行うことで、非常に短期間で簡単にアプリを作成できます。

編集部の実測値:

  • シンプルなリストアプリ:5分
  • 機能追加したアプリ:30分
  • 本格的な業務アプリ:2時間

2. 学習コストの低さ

プログラミング未経験の編集部メンバーでも、1時間の学習でアプリを作成できました。特に以下の点が初心者に優しいと感じました:

  • 日本語データがそのまま使える
  • ドラッグ&ドロップで直感的
  • プレビューで即座に確認可能

3. コストパフォーマンス

通常のアプリ開発と比較すると:

項目通常の開発Glide
開発費用100万円〜0円〜
開発期間2〜3ヶ月1日〜1週間
保守費用月5万円〜月0〜99ドル

デメリット

1. 英語インターフェース

Glideを使いたいと考えている日本のユーザーにとっては大きなネックとなります。具体的には、インターフェースが英語のみであり、公式な日本語のガイドやサポートが存在しないため、英語が得意でないユーザーは使い方を理解するのに苦労する可能性があります。

編集部の対策:

  • Google翻訳の拡張機能を活用
  • 画面のスクリーンショットを撮って共有
  • チームで用語集を作成

2. カスタマイズの制限

Glideは機能やデザインのカスタマイズの自由度は、比較的低いです。このため、独自の機能や特殊な画面レイアウトに対応することが難しい場合があります。

制限される主な項目:

  • 複雑な計算処理
  • 独自のデザイン実装
  • 高度なデータベース操作

3. ネイティブアプリ非対応

App StoreやGoogle Playでの配信ができないため、以下の点に注意が必要です:

  • アプリストアからのダウンロード不可
  • プッシュ通知の制限
  • デバイス機能の一部制限

他のノーコードツールとの違い

編集部では、主要なノーコードツールを実際に使用して比較しました。

主要ノーコードツール比較表

項目GlideBubbleAdalo
得意分野データ管理アプリWebアプリ全般ネイティブアプリ
学習難易度★☆☆★★★★★☆
スプレッドシート連携×
日本語対応×××
料金$0〜$29〜$36〜
アプリストア対応××

どのツールを選ぶべきか?

編集部の結論:

  • Glideがおすすめの人
    • スプレッドシートを活用したい
    • 短時間でアプリを作りたい
    • 社内向けアプリを作りたい
  • Bubbleがおすすめの人
    • 複雑な機能を実装したい
    • Webアプリを本格的に作りたい
    • 時間をかけて学習できる
  • Adaloがおすすめの人
    • アプリストアで配信したい
    • ネイティブアプリが必要
    • デザインにこだわりたい

よくある質問と解決方法

編集部に寄せられた質問と、実際に試して分かった解決方法をご紹介します。

Q1: 日本語が文字化けしてしまいます

A: スプレッドシートの文字コードを確認してください。UTF-8形式で保存することで解決します。

Q2: 画像が表示されません

A: 画像URLは必ず「https://」で始まる完全なURLを使用してください。Googleドライブの共有リンクも使用可能ですが、共有設定を「リンクを知っている全員」に変更する必要があります。

Q3: アプリの動作が重いです

A: 以下の対策を試してください:

  1. データ量を減らす(1000行以下を推奨)
  2. 画像サイズを最適化(1MB以下)
  3. 不要なコンポーネントを削除

Q4: チームで共同編集できますか?

A: 有料プラン(Team以上)で可能です。無料プランでは、スプレッドシートを共有することで間接的な共同作業は可能です。

Q5: セキュリティは大丈夫ですか?

A: Glideは以下のセキュリティ対策を実施しています:

  • SSL暗号化通信
  • 定期的なセキュリティアップデート
  • GDPR準拠

ただし、機密性の高いデータは扱わないことをおすすめします。

まとめ:Glideでスキルアップを実現しよう

Glideは、プログラミング知識がなくても本格的なアプリを作成できる革新的なツールです。編集部が実際に使用してみて、特に以下の点でスキルアップに最適だと感じました:

Glideで身につくスキル

  1. データベース設計の基礎
    • テーブル構造の理解
    • リレーションの概念
    • データの正規化
  2. UI/UXデザインの感覚
    • ユーザビリティの重要性
    • 直感的な操作設計
    • レスポンシブデザイン
  3. プロジェクト管理能力
    • 要件定義の重要性
    • 段階的な開発手法
    • テストの必要性

今すぐ始める3つのステップ

  1. まずは無料プランで体験
    • Glide公式サイトでアカウント作成
    • テンプレートを使って5分でアプリ作成
    • 作ったアプリを友人や同僚に共有
  2. 実務で使えるアプリを作成
    • 業務の課題を洗い出す
    • シンプルな解決策をアプリ化
    • フィードバックを基に改善
  3. コミュニティで学習を深める
    • YouTubeでチュートリアル動画を視聴
    • 他の人が作ったアプリを参考に
    • 質問があれば積極的に聞く

編集部からのメッセージ

ノーコード開発は、これからのビジネスパーソンに必須のスキルになると確信しています。Glideは、その第一歩として最適なツールです。

プログラミングができなくても、アイデアを形にできる。データを活用して、業務を効率化できる。そんな体験を、ぜひGlideで実現してください。

最初は簡単なアプリから始めて、徐々に複雑なアプリにチャレンジしていけば、必ずスキルアップにつながります。今日から始めれば、1ヶ月後には立派なアプリクリエイターになれるはずです。


出典

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